はじめまして!新入社員の大村春奈です!
このブログに初めて登場致します。これから次々と登場いたしますので、どうぞ宜しくお願い致します。
先日、本社から少し離れたところにある「南風図書館」で花まつりが開かれました。私もスタッフの1人として、多くのお客様をお迎えする役割を果たしました。
南風図書館は丘の上にあり、その庭には、若夏の花々が色とりどりに咲き薫り、野鳥の大コーラスも聞こえてきました。よく晴れた日で、眼下には、錦江湾と対岸の薩摩半島の開聞岳が、くっきりと見えていました。
この日は野外で、詩の朗読やニコの演奏、そして斎藤鑑三氏(元朝日新聞記者)の「ホタルの木をさがしに」という感動的な講話もあり、そしてフェスティバロのケーキバイキングなども。
日本最南端の水平線の方から吹いてくる「みなみ風」がとても爽やかで、図書館の軒に吊るしたいくつもの風鈴の音を聞きながら、「ああ、これが南風だ」とあらためて実感しました。
さて、前置きが長くなりましたが、本日の私は、新店オープンのお知らせをいたします。
【フェスティバロ・新店オープン情報】
●その1 東京スカイツリー編
5月22日(火)、東京スカイツリー4階に、フェスティバロの店がオープンします
このフロアでは、全国から選ばれた5社がそれぞれの新商品を限定販売します。
フェスティバロの新商品は2アイテムで、もちろんどちらも鹿児島の唐芋が素材です。
新商品は江戸一番「おいらん」と隅田川名物「芋舟」の2つです。
その名前からお分かりの通り、東京スカイツリーの足元の歴史をふまえて、江戸情緒ゆたかな商品です。
「おいらん」は江戸下町の花柳界のトップスターのことで、今でも「おいらん道中」などの伝統行事として残されています。
この「おいらん」の名前のついた唐芋が幕末から明治初期に、焼き芋として大ブームだったそうですが、今日では、すっかり廃れて、その芋も姿を消して、もはや幻の芋と言われていました。
ところが、フェスティバロが、大隅半島の「みなみ風」農場で自然栽培する150品種の唐芋のなかに、その「おいらん」はちゃんと入っていました。今までは、活用されることなく、ただ品種保存のためだけに栽培されていました。
さて、東京スカイツリーにて限定販売する新商品をつくることになった時、この幻の芋「おいらん」を起用することになりました。
「おいらん」は外の皮は赤ですが、内側は白で、その中に紫色の淡い輪の模様が入っています。偶然と言うべきか、この紫色が東京スカイツリーのイルミネーションの彩りとそっくりということもあり、これを活用したお菓子も、この紫色を大切に生かすことになりました。
「おいらん」というお菓子は、全体が真っ白ですが、その中に紫色の輪が入っています。もちろん、その白も紫も唐芋そのものの色彩です。
それは小さな可愛いカップに入っており、5個入りセットで、パッケージは江戸情緒豊かに取り入れた独特の「籠字(かごじ)」などが生かされています。
もうひとつの新商品は「芋舟」です。
江戸時代、江戸の街では焼き芋が大ブームでした。その原料の唐芋のほとんどが、幕府の直轄地埼玉県「川越」でした。ここから舟で隅田川沿いの江戸浅草まで運ばれ、さらに神田川などの運河を経て江戸八百八町に配られていました。このような過程で大活躍したのが「芋舟」でした。
新商品の「芋舟」は、その舟の型をとり入れて、唐芋を素材にした、フランス菓子づくりの手法で、創作しました。
このパッケージも江戸下町の風情をかもし出すために、当時の絵模様を取り入れました。
東京スカイツリーを訪れる国内の人々にはもとより、海外の人々からも、「東京土産」、「日本名物」と喜んでいただける商品に育ってほしい―と願っています。
【フェスティバロ・新店オープン情報】
●その2 鹿児島市の和風菓「からいも」本店編
5月21日(月)九州新幹線の終着駅・鹿児島中央駅前に、フェスティバロの新ブランドの店・和風菓「からいも」本店がオープンします。
この店は、駅前に建設されたばかりの鹿児島中央ターミナルビルの1階、ナポリ通り側にあり、フェスティバロの中でも最大規模となります。
これまでのフェスティバロの店とは、全く異なる和菓子専門店で、135個の提灯を飾ったり、京都の職人の手染めの暖簾など、和風の情緒をかもし出すための数々の趣向をこらしています。
また店内は、ただ単にお菓子の売り場だきでなく、観光かごしまの話題のスポットになるように、巨大な造形樹木の下に西郷隆盛や篤姫の等身大人形をおいて、記念撮影コーナーも設置してあります。
ここで販売するのは、百種の多種多彩な唐芋を一つに融合させた純生からいも「百合の菓」が主力の商品です。つまり、このお菓子は、ワンカップの中に百種の唐芋が入っていますから、ひとくちで、百種の唐芋をお楽しみいただけるわけです。
また、日本の祭りをイメージした色彩あざやかなパッケージにおさめられた和風菓「焼きからいも」シリーズも主力の商品となっております。
このシリーズでは、150年前に開発された希少品種の「太白」や最近デビューしたばかりの「紅はるか」を素材にしたものや、それから7種の紫芋をブレンドしたものなどフェスティバロならではの素材にこだわったものばかりです。
他にも熟し唐芋の「合わせ焼」、昔懐かしい「こっぱ焼」など、独特の唐芋菓子が登場いたします。
【お知らせ】
21日のオープンは午前11時で、先着100名様に東京スカイツリーの限定商品、江戸一番「おいらん」の5個入り(1箱)をプレゼントいたします。
このブログに初めて登場致します。これから次々と登場いたしますので、どうぞ宜しくお願い致します。
先日、本社から少し離れたところにある「南風図書館」で花まつりが開かれました。私もスタッフの1人として、多くのお客様をお迎えする役割を果たしました。
南風図書館は丘の上にあり、その庭には、若夏の花々が色とりどりに咲き薫り、野鳥の大コーラスも聞こえてきました。よく晴れた日で、眼下には、錦江湾と対岸の薩摩半島の開聞岳が、くっきりと見えていました。

この日は野外で、詩の朗読やニコの演奏、そして斎藤鑑三氏(元朝日新聞記者)の「ホタルの木をさがしに」という感動的な講話もあり、そしてフェスティバロのケーキバイキングなども。


日本最南端の水平線の方から吹いてくる「みなみ風」がとても爽やかで、図書館の軒に吊るしたいくつもの風鈴の音を聞きながら、「ああ、これが南風だ」とあらためて実感しました。
さて、前置きが長くなりましたが、本日の私は、新店オープンのお知らせをいたします。
【フェスティバロ・新店オープン情報】
●その1 東京スカイツリー編
5月22日(火)、東京スカイツリー4階に、フェスティバロの店がオープンします
このフロアでは、全国から選ばれた5社がそれぞれの新商品を限定販売します。
フェスティバロの新商品は2アイテムで、もちろんどちらも鹿児島の唐芋が素材です。
新商品は江戸一番「おいらん」と隅田川名物「芋舟」の2つです。
その名前からお分かりの通り、東京スカイツリーの足元の歴史をふまえて、江戸情緒ゆたかな商品です。
「おいらん」は江戸下町の花柳界のトップスターのことで、今でも「おいらん道中」などの伝統行事として残されています。
この「おいらん」の名前のついた唐芋が幕末から明治初期に、焼き芋として大ブームだったそうですが、今日では、すっかり廃れて、その芋も姿を消して、もはや幻の芋と言われていました。
ところが、フェスティバロが、大隅半島の「みなみ風」農場で自然栽培する150品種の唐芋のなかに、その「おいらん」はちゃんと入っていました。今までは、活用されることなく、ただ品種保存のためだけに栽培されていました。
さて、東京スカイツリーにて限定販売する新商品をつくることになった時、この幻の芋「おいらん」を起用することになりました。
「おいらん」は外の皮は赤ですが、内側は白で、その中に紫色の淡い輪の模様が入っています。偶然と言うべきか、この紫色が東京スカイツリーのイルミネーションの彩りとそっくりということもあり、これを活用したお菓子も、この紫色を大切に生かすことになりました。
「おいらん」というお菓子は、全体が真っ白ですが、その中に紫色の輪が入っています。もちろん、その白も紫も唐芋そのものの色彩です。
それは小さな可愛いカップに入っており、5個入りセットで、パッケージは江戸情緒豊かに取り入れた独特の「籠字(かごじ)」などが生かされています。
もうひとつの新商品は「芋舟」です。
江戸時代、江戸の街では焼き芋が大ブームでした。その原料の唐芋のほとんどが、幕府の直轄地埼玉県「川越」でした。ここから舟で隅田川沿いの江戸浅草まで運ばれ、さらに神田川などの運河を経て江戸八百八町に配られていました。このような過程で大活躍したのが「芋舟」でした。
新商品の「芋舟」は、その舟の型をとり入れて、唐芋を素材にした、フランス菓子づくりの手法で、創作しました。
このパッケージも江戸下町の風情をかもし出すために、当時の絵模様を取り入れました。
東京スカイツリーを訪れる国内の人々にはもとより、海外の人々からも、「東京土産」、「日本名物」と喜んでいただける商品に育ってほしい―と願っています。
【フェスティバロ・新店オープン情報】
●その2 鹿児島市の和風菓「からいも」本店編
5月21日(月)九州新幹線の終着駅・鹿児島中央駅前に、フェスティバロの新ブランドの店・和風菓「からいも」本店がオープンします。
この店は、駅前に建設されたばかりの鹿児島中央ターミナルビルの1階、ナポリ通り側にあり、フェスティバロの中でも最大規模となります。
これまでのフェスティバロの店とは、全く異なる和菓子専門店で、135個の提灯を飾ったり、京都の職人の手染めの暖簾など、和風の情緒をかもし出すための数々の趣向をこらしています。
また店内は、ただ単にお菓子の売り場だきでなく、観光かごしまの話題のスポットになるように、巨大な造形樹木の下に西郷隆盛や篤姫の等身大人形をおいて、記念撮影コーナーも設置してあります。
ここで販売するのは、百種の多種多彩な唐芋を一つに融合させた純生からいも「百合の菓」が主力の商品です。つまり、このお菓子は、ワンカップの中に百種の唐芋が入っていますから、ひとくちで、百種の唐芋をお楽しみいただけるわけです。
また、日本の祭りをイメージした色彩あざやかなパッケージにおさめられた和風菓「焼きからいも」シリーズも主力の商品となっております。
このシリーズでは、150年前に開発された希少品種の「太白」や最近デビューしたばかりの「紅はるか」を素材にしたものや、それから7種の紫芋をブレンドしたものなどフェスティバロならではの素材にこだわったものばかりです。
他にも熟し唐芋の「合わせ焼」、昔懐かしい「こっぱ焼」など、独特の唐芋菓子が登場いたします。
【お知らせ】
21日のオープンは午前11時で、先着100名様に東京スカイツリーの限定商品、江戸一番「おいらん」の5個入り(1箱)をプレゼントいたします。
2012.05.16 / Top↑
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